横井小楠 (1809〜1869)
銅像のある場所 福井県福井市 内堀公園
横井小楠(よこい しょうなん)。
熊本藩出身。政治思想家、儒学者。名は時在(ときあり)。通称、平四郎。小楠は号です。
熊本藩の藩政改革に乗り出し、それに失敗すると諸国歴訪の旅に出て見聞をひろげ、嘉永4年福井を訪れ1ヶ月滞在しました。
この滞在により、福井藩との関係が深まりました。
兄の死により、横井家を継いだ小楠でしたが、藩に敬遠されました。
小楠の政治思想に感銘した福井藩主松平春嶽は、小楠を招聘。政治顧問としました。
福井藩の藩政改革では、増産した絹や生糸を長崎で売却し、その利益を農民に還元するという封建社会では希有の改革を行いました。この富国策は三岡八郎とともに行い、大きな成果をあげました。
また、小楠は松平春嶽に議会を設け、衆議政治よるべきだとする公議政体論を主張しました。
この、小楠の考えは、小楠の弟子、三岡八郎の起草による「五箇条の御誓文」により明確にされました。
明治維新成立後は、新政府に招かれ、参与の重職に就きましたが、国粋攘夷主義者によって京都で暗殺されました。享年60歳。
写真の向かって右が横井小楠。左が三岡八郎(のちの由利公正)です。
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