沢村栄治 (1917〜1944)
ベーブ・ルース (1895〜1948)






銅像のある場所    静岡県静岡市 草薙球場

 沢村栄治は戦前巨人の豪速球投手。今も「沢村賞」としてプロ野球の投手に与えられる賞の名称にもなっています。
 ベーブ・ルースは大リーグのホームラン王。

 この二人が対決したのは昭和9年(1934)日米親善野球でのこと。
 11月10日、神宮球場で行われた第5戦に先発した沢村は12安打3本塁打を浴び敗戦投手に。
 しかし、11月20日。草薙球場で行われた第10戦に先発した沢村は好投。ベーブ・ルースを三振にとりました。試合は1対0で日本が敗れましたが、当時のレベルの差を考えると大健闘であったといえましょう。

 沢村 栄治

昭和11年(1936)、プロ野球の公式戦が始まると沢村は巨人軍のエースとして活躍。巨人軍の第一回の優勝に大きく貢献しました。
 翌12年には24勝4敗。最高殊勲選手になりました。
 しかし、たびたびの兵役で巨人軍の実働は5年。登板105試合、62勝22敗、防御率1・71。
 野球選手の晩年には兵役中の手榴弾の投げすぎで肩が壊れて、速球を投げることが出来なくなったそうです。

 昭和19年12月、3度目の召集を受けた沢村は、台湾沖で戦死。享年27歳の若さでした。



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